「ピピピピッー。」





鳴り続く目覚ましを止めて



重い瞼を開いて いそいで準備して





朝早く 学校に向かう








「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、」






思いっきり走って校門をくぐって

部室へ向かう








目に映るのは サッカー部



それもすぐ部室のドアへと視線を移動させる








「キーーーーッ。」






中を見渡しても あたしのタオルはない








「.........ないよ。」