暁先輩?鷹城先輩?


よくわからないうちにチャイムが鳴り響き、この話は終わりになった。


授業が始まり、先生の声を聞きながらも、再びあたしの視線は窓から見える林に向いていた。


――呼ばれているように思う。


何に、とかはわからないけど…


それは心に直接響く、とても不思議な感じだった。