その後自分の部屋に引っ込み、山積みされたダンボールを開ける作業に没頭した。


だけど頭の片隅に、あの林の深い緑がちらついていた。


それはベッドに潜り込んで目を閉じるまで続き、眠りに落ちた先でも、夢として追っかけてくるほどだった。