「うぅ。晃磨さんそんな笑わないで
 下さいよ。」

恥ずかしい、と顔を真っ赤にして言った。

そんな私を見て、また笑いだす晃磨さん。


おさまったのかと思うと、いつになく
綺麗な笑顔で、お前最高と、はにかんだ。


そんな彼が珍しかったので、他のみなさんも
私も、ポカンと口を開けたまま静止していた。


数分経って諒君がありえねぇと言った。
皆も同じなのか必死に頷いていた。
私も、その中の一人だ。


そんな私達に晃磨さんは、うっせぇと囁いて
またいつものぶっすぅとした顔に戻っていた。



私は何故かとても残念な気持だった。


それから暴走の準備をし、いよいよ
暴走が始まる。

私は、晃磨さんと一緒に車に乗るみたい。