「な、不満って言うか…。」

「したいんなら、していいよ。」

にこっと、ゾクッとするような
笑顔だった・・・ような。


「じゃあ、松崎 燐(まつざきりん)。
 
 久那紫の一年です…。」


びくびくしながら言った。

「一年生ですか!」

「見えないよね。」
 
しかも、こいつ生意気でさぁなんて
言ってる桐夜さん。


それに対しそんなことないっすよと、
反論する燐君。


そして、そんな二人を見て私達は大笑い。


と、その時奥の扉が開いた。