「梓くんのおかげで助かったね♪」
志津が後ろを向いて笑顔で言ってきた。
「もーう!なんで助けてくれなかったの~!」
「ごめんごめん。世界史の宿題してたんだ。」
私より宿題の方が大事なのね…。
「まぁまぁ。梓くんがビシッと言ってくれてよかったじゃん?」
え、よかったの?あれ…。
そこでまた登場してきたのが…
「ご褒美。なんかくれよ。」
こいつ。
ご褒美って何さ!
こっちはちっともありがたく思ってねーよ!
あんたは黙ってケータイいじってろ!
勝手に私と志津の会話に入ってくんな!
「きゃー!『ご褒美』…だって~!エローい!」
どこが?
私にはふざけてるようにしか聞こえないんですけど。
志津、どうした?
「もしかして、寿花と梓くん。付き合ってんじゃないの?」
ないない。それはない。
私は全力で、顔の前で手を横に振った。
「でも、ゆくゆくはそうなるから。」
志津が後ろを向いて笑顔で言ってきた。
「もーう!なんで助けてくれなかったの~!」
「ごめんごめん。世界史の宿題してたんだ。」
私より宿題の方が大事なのね…。
「まぁまぁ。梓くんがビシッと言ってくれてよかったじゃん?」
え、よかったの?あれ…。
そこでまた登場してきたのが…
「ご褒美。なんかくれよ。」
こいつ。
ご褒美って何さ!
こっちはちっともありがたく思ってねーよ!
あんたは黙ってケータイいじってろ!
勝手に私と志津の会話に入ってくんな!
「きゃー!『ご褒美』…だって~!エローい!」
どこが?
私にはふざけてるようにしか聞こえないんですけど。
志津、どうした?
「もしかして、寿花と梓くん。付き合ってんじゃないの?」
ないない。それはない。
私は全力で、顔の前で手を横に振った。
「でも、ゆくゆくはそうなるから。」

