「はい、これ寿花のお弁当ね。」
そう言って、お母さんにピンクのお弁当を手渡された。
「そっちの水色のは?」
私はそう言いながら水色のお弁当を指さす。
「あ、これは梓君のよ。もう先に出ちゃったから、持って行ってあげて?」
はっ…はぁぁぁぁ?!
何故に私が?!
あんなヤツの弁当なんざ、知ったこっちゃねー!
ってか、もう出たの?!
早くね?!
私の方が着替えるの早かったよね?
男子、侮れん…。
「じゃ、行ってらっしゃいね。気をつけて行くのよー。」
お母さんが笑顔で手を振るので、
私は納得がいかないまま、
家を出ざるをえなかった。
そう言って、お母さんにピンクのお弁当を手渡された。
「そっちの水色のは?」
私はそう言いながら水色のお弁当を指さす。
「あ、これは梓君のよ。もう先に出ちゃったから、持って行ってあげて?」
はっ…はぁぁぁぁ?!
何故に私が?!
あんなヤツの弁当なんざ、知ったこっちゃねー!
ってか、もう出たの?!
早くね?!
私の方が着替えるの早かったよね?
男子、侮れん…。
「じゃ、行ってらっしゃいね。気をつけて行くのよー。」
お母さんが笑顔で手を振るので、
私は納得がいかないまま、
家を出ざるをえなかった。

