昇降口に着くなり、 3人はそれぞれの名前を探した。 「あった!俺はA組だな お前らは見つかった?」 「あ!あたしも健徒と同じAだ!」 「私はCでした…」 健徒,優佳に続き、 優奈は少し残念そうに呟く。 そんな優奈に優佳は 「大丈夫!あたしがちゃんと 仕組んであげるからっ!」 とこっそり耳打ちした。 「なに話てんだ? つか、それより教室行かね?」 健徒の言葉を合図に 3人は教室に向かう。