幾千の

星に見守られながら

僕は街を後にする

「これで良かったんだ」

そうつぶやいて

街を振り返る


灯りの消えた街


君の眠る街


静かに眠る

君の枕元に

一枚の紙切れ


僕が君に残した

最後の言葉



「ありがとう、さよなら」