ほどなくして着いた中華料理屋は
綺麗な外内装でそこそこ人で賑わっていた
「いらっしゃいませ何名様ですか?」
店員さんは綺麗な赤いチャイナドレス姿で笑顔で問いかける
「2人です」
「では、こちらへどうぞ」
カイの言葉にさらにニコリと笑うと席まで案内してくれた
「さっきの店員さん綺麗だったね」
席について注文を済ませるとカイに先ほど思ったことを伝えてみた
ちなみにスラスラと注文をするカイに
カッコイイなぁ
なんて思ったのは秘密である
言ったらきっとカイはまた調子にのって何かしてきそうだし……
「え、麻里華ちゃんってああいうふっくらした感じがタイプ?」
「え?……ああっ!違う違う席まで案内してくれた人の方っ」
カイが言ってるのは注文を聞いてくれた人で
少しふっくらした可愛らしい店員さんだ

