「今日から転校してきた、アマヅカだ。」 「天使 舞です。よろしくお願いします」 そう言って一礼した。 「天使が舞う」と書いて ―――アマヅカ マイ。 透き通るような白い肌に 少し茶色いサラサラな長い髪 目がクリッとしてて 潤っている唇で笑ったその顔は 誰もをくぎ付けにした。 『天使だ…』 俺の口から思わずこぼれた言葉。