生きてて良かった!!


「…………ねぇ妃泉」


ハズ。


『…………何よぉ…』



「水沢くんは?!水沢は!!何で、あたしん所に居るのよ!!!」


バンッ!!っと昭和の父親並みに机を叩いた。


ちょっとビビったあたしに対して、可耶のキッツーイお怒りの言葉がさらに突き刺さる。



『え……だってぇ…』



「だってぇ…じゃなくて!水沢は?!一緒に帰るんじゃなかったの?!?!」



『そ、そうなんだけどぉ…』




そうなんだけど……