――――――3時間目・・・・・・






「・・・・・・次体育だっけ?」




「そだよっ!
 何、一緒に着替えてあげようか?」




「・・・結構です」




休み時間、危ないことを満面の笑みで言う妃織を冷めた目で俺は見る。









「じゃ、いつもの場所で待ってるからねっ」



妃織が笑顔でそう言って、3人は更衣室に向かって行った。









体育は・・・もちろん俺は普通に着替えられる訳ないわけで。


空き教室で着替えている状態だ。




多分、妃織たちが着替え終わったら迎えに来るはずだ。