*極上★甘々ライフ!










「男の子久しぶりに見たなあ~っ」




メガネを持ち上げながら佐倉が言った。






「・・・・・・あたしは反対だ。
 気が合わなさそうだ。
 ・・・・・・・・・あたしも男が嫌いだからな」



一瞬だけこっちを見てそう言ったのは安曇。





「・・・雛乃ちゃんは何か言うことないの?」



こんな話が繰り広げられていた中でも、1度も本から顔を上げなかった女―・・・広瀬を見て保健医が言った。




すると、広瀬は本から顔を上げて初めて俺を見る。





「ん~・・・どうでもいいかなぁ」


それだけ言うと、本に顔を戻る広瀬。






・・・なっ・・・どうでもいいだと・・・?!


こっちがどんな思いで・・・と、俺は広瀬に怒りを募らす。