「あ、それは簡単な話だよ?
俺と校長と君のお父さんが古くからの
親友でね~、君のお父さんに話してみたら
うちの息子を使ってくれと快く承諾してくれて」
・・・ッ、あの糞親父!!!!
「・・・じゃあ、その生徒会長と話しつけてくる」
話し合って、納得させて、こんな学校出てってやる・・・!!
俺はそう思い、保健室から出ようとしたのだが――・・・
「あっ、行っちゃダメだよぉ!!
生徒会長に殺されるからっ」
林道の声に俺は止まる。
「・・・・・・はぁ??
生徒会長を納得させねえと俺は帰れねえんだろ?」
俺は林道の方に向き直ってそういう。


