そして、扉の向こうにいたのは――・・・
白衣を着た1人の男と、4人の女たちだった・・・。
長い机を囲むように座っているそいつら。
俺は思わず眉をひそめた。
「妃織~っ!遅かったじゃん」
「・・・また寝坊か?」
「みんなで妃織のこと待ってたんだよ?」
「・・・・・・」
「まぁ、そう怒らないで。
一応役目は果たしてくれたみたいだからさ」
女たちが愛宕にグチグチとそう言うと、
白衣の男が笑顔でそう言った。
女だらけの空間に、頭が痛くなる。
そして実感する。
ここは女子高だということを―――・・・
メニュー