好きでごめんね。




そう思い、私は制服を手にとった。



泣き腫らした目も、いつもより濃いめのメイクでなんとかカモフラージュした。



母「今日は学校行くのね?もう外で遥季くん待ってるから。」



えっ、うそ!?



はる兄、もういるの…?



波「お母さんー!行ってきます!!」



母「遥季くんには迷惑かけすぎないようにねー?」



波「はーい!」



多少の迷惑をかけても許してくれる。



これだけは、幼なじみの特権かな。



ガチャ



ゆっくりとドアを開けた。



遥「波瑠。…遅いよ。」



はる兄は私の髪をくしゃくしゃと撫でた。



私ははる兄に飛び付いて、ぎゅーっと抱きしめた。



波「暖かい?」



遥「……うん////」



心なしかはる兄の顔が赤くなった気がする。