それにしても元気なさすぎだろ。 俺たちが現役で担いでた頃と全然違うぞ? 担ぎ手の中学生も、その周りを歩く小学生も、 わっしょい!わっしょい! って声を張るもんだろ? そんなことを考えて、肩の位置を女子中学生たちに合わせているうちに最初の休憩場所に着いた。 ここは俺の住んでいる組だ。 食べ物や飲み物を運んでいる母さんと目が合った。 「ちょっと、誠っ!もうヘロヘロじゃない。ほら、食べな!」 母さんはスイカを無理矢理俺の左手に持たせると行ってしまった。