不景気! それほど儲かってるわけでもなく、むしろ危ない会社の平っちゅうのは… けっこう暇。 チョ〜暇。 ハンパなく暇。 「やっべ〜!暇すぎるーぅ」 『うっせ、小林!俺だって暇だ』 そんなこと言いながらも、同僚の小林よりは仕事をしているように見える男。 こいつとは頭のデキが違うんだ。 少ない仕事を上手く時間配分して、手が空かないように頭使ってる。 いい事なのか、悪い事なのか。 受け入れたくないこの現実。