「……覚えてないや。いたとしても何百年も前な気がするよ。最近の記憶の選択者は真実を知るほどに精神から崩れて狂ってる姿だけ」 Aはとても淋しそうな瞳をしていた。 BはAを横目で見ながらAの手をギュッと握った。 「アタシたちは案内するしかできない。見守ることしかできない。それでも……」 “祈ることはできる” 淋しく切ない泣きそうな呟きは誰に届くのかな?