「確かにアナタの過去のこと……」 「でも簡単ではないかもしれないよ?」 「アナタが知っていることが必ず答えだとは……」 なんなの…。 私が知ってることは必ず答え。 それは、当たり前のこと。 決まっていることでしょ? なのに、どうして!! 「「限らない」」 双子が揃って言った言葉に、一気に不安が襲ってきた。もしかしたら、双子の言葉は嘘かもしれない。 でも、もし、本当だったら?