「さぁ…、どのような願いがご希望ですか?」



「わかってる、私の願いは……」






この長い道を歩いてる中で考える時間はたくさんあった。




もう願いは決まっている。






「この記憶を持ったまま小学生の頃からやり直したい」






これが私の願い。




やり直して、速水桜とちゃんと話したい。




ちゃんと話して仲良くなって、もうあんな最悪な結果にしたくない。


そう思いこの願いを選んだのだ。