「ククク、本当にバカですね。これだからこのゲームはやめられないんですよ」 「!!」 口調が変わった。 いや、元に戻ったと言うべきか。 「……私はクリアかしら?…管理人」 管理人はスッと私の手を離し、どこからかまた帽子をだしかぶり、指を鳴らし速水桜だった姿が元の管理人の姿に戻った。