久々の練習でなまった身体が悲鳴をあげる。 「おいおいどうしたー八城?動きが鈍いぞ、さぼり過ぎなんだよお前…明日から朝練でろ!」 顧問の先生に言われ、僕は明日から朝練に出るはめになった。 「俺も付き合ってやるからさっ」 ニヒッと笑う智也にやっぱいい奴…なんて思ったりしていた。 クタクタで家に着いた僕は、いつ眠ったのか記憶にないくらい早く寝入っていた。 次の日の朝…僕は早めにセットしていた目覚ましに起こされた。