パシッと頭を叩かれ振り向くと、そこには智也が立っていた。 「なーにしょげてんだよ!」 「智也…」 僕は3組の田中と、楽しそうに帰って行くさやかの後ろ姿を見送った。 「服部も一緒じゃねーかよ…あんなんでしょげてたら身がもたねーぞ」 智也が呆れて僕に言う。 「ほらっ行くぞ!」 ポンと背中を押され「ああ…」と僕らは体育館へと歩き出した。