「な、何か用ですか?」 男性にはほとんど免疫がないこの私が、勇気を振り絞ってそう言うと 「ん?いや、特にはないかな。ただ、さっき廊下の端でユンちゃん?と美鈴ちゃんの姿を見かけて、少し気になったから。」 ..と、怜くん?は屈託のない笑顔でユンを抱きしめながら応える。