「アキ、何してんだ?」 「…見学」 次から次へと人がやって来る。 次は汗を流していても、爽やかな空良だ。 倉庫前で見学って目立つんか? 「保健室にも行かないで、珍しい…」 「はっ…、それ咲希にも言われたわ」 鼻で笑う俺に空良は「そうか」と苦笑した。 「昨日の話やけど、したいことは何でもしろって言ったやん。空良は何かしたいこととかあんの?」 そう質問すると空良は少し考え出した。 外はまだまだ蒸し暑い。 じっとしていても汗が流れ、肌がベタベタする。