「今日は空良が?」


「はい。急に代わりに行ってくれって…」



「そうなんだ。何しに行くか聞いてる?」


「いえ…。行けば分かるって」



「そうか。あいつらしいな」


「…えっ?」


高良くんを見つめ返すも、優しく微笑み黙って車を走らせた。