「えっ?お泊り?」 「うん。咲希が良ければやけど…」 数日後、空良の家でお泊り会をしないかと、突然アキから声がかけられた。 アキが戻ると聞いてから、なるべく関わることは避けていたからびっくりしてしまった。 「…どうして?」 驚いた表情でアキに問うが、アキは気にすることもなく話し続けた。