目覚めると俺はやっぱりベッドの上に呼吸器やら、機械を付けられ寝ていた。 また、かよ…。 若干自分に呆れ溜め息が漏れる。 病室を見回すが誰もいない。 「………」 規則的な機械の音しか響いていない病室。 俺以外誰も存在してないのではないかという、変な錯覚に陥りそうになる。 その時、現実に引き戻すかのようにガラッと病室の扉が開いた。