「空良」 「どうした?」 「アキって何考えてるのかな?」 「何って?」 「最近ずっと何か考えてる気がする…」 廊下を数学の課題プリントを抱えながら職員室へと歩く。 「アキの病気ってそんなにひどいの?」 「…あいつが何か言ったの?」