「アキ、あのね」 「ん?」 りんごを一口食べ、言いにくそうに口を開いた。 「関口くんなんだけど、アキが倒れたのは自分のせいだって責めてるの」 「関口が?」 「うん…。無理矢理バスケさせたからって…」 心配な表情を浮かべ、俺を見る咲希。