「じゃあ…明日」 とだけ残して、 あたしは足早にその場を立ち去った… 「あぁもうっ…」 誰もいない家にあたしの声が響く。 あたしのペース、壊さないでよ。 平和にいさせてよ。 あの…笑顔も向けないでよ。 なんであたしなの? いつ、どこで知り合ったの? 次々と浮かぶ疑問にあたしの胸はモヤモヤするばかりだ。