なかなか泣き止まないあたしに、最後1つプレゼントをくれた。 「これ、のんちゃんにあげる。 お母さんが作ってくれたんだ。」 そう言って手渡されたのはネックレス。 彼のお母さんはビーズとか手芸が好きだった。 だから、多分あたしのために作ってくれたんだと思う。