そっとあたしをソファに下ろしてゆっくりと倒された。 優しく頬に添えられる手。 「やっと俺のもん。」 「うん…」 そう言ってあたしに覆い被さるようにして甘い甘いキスをくれた。 小さい頃にした、お別れの前日のキスとは違う大人のキス。 何度も何度も確かめあうように唇を重ねた。