とっさにあたしは、台所に立とうとする薫君の手を掴んでいた 「望乃…?」 「別に…薫君のこと、嫌いじゃない! ただ…今はまだ…恋しようとか、そういう気持ちになれないの。 でも、薫君の気持ちは嬉しかったし…きゃっ…」 「…ごめん。もう少しだけ…このまま。」