僕 様 彼 氏




 えぇ?!


 私に用って…

 てか、何で私の名前…


 「緋色」

 「はいっ?」


 疑問が浮かぶ中名前を呼ばれ
 たと思ったらスッと手が伸び
 てきて頬を撫でられた。


 「っ─」


 「好きだ」


 「…へっ?」


 「僕と付き合ってくれ」