じかんの代償

月日は流れ、姪っこは5歳になっていた。
来月の誕生日で6歳になる。

来年度から小学生になる姪っこは、私があげたランドセルを背負ってはしゃいでる。
「かずおじちゃん!ありがとう(^-^)」
姪っこが嬉しそうに言う。
「いえいえ。大切に使うんだぞ。」
私がそう言うと、うん!といいながら大きく頷いた。
ふと兄が
『愛華ぁ!
誕生日プレゼント何が欲しい?』
と尋ねた。
「プーさん!!おっきいプーさんがいい!!!!」
姪っこが満面の笑みで言う。
『それじゃあプーさんで決まりだ!
世界一かわいいプーさん買ってあげる!
……パパ休みだしディズニーランド行こっか!』
「ほんと?!わーい!!
約束ね(^-^)」