死んだ兄が目の前にいる……
私は、混乱していた……
『驚くよな……
死んだと思ってた兄が生きてるんだもんな。
ごめんな。』
兄が申し訳なさそうに話す。
『意識が遠退いてって気付いたらなんか、病院の霊安室みたいなとこ俺が寝てて、周りに憲太郎(愛喜の親友)とか駿介(愛喜の親友)とかいていてみんな泣いてんの…
あ、俺死んじゃったんだ……って思った。
みんな出て行ったから俺も廊下に出たら、愛華と和喜がいて愛華が……部屋に入るの躊躇ってた……
和喜の言葉に納得したのか部屋入っていったから俺も後を追って入った……
……愛華が置いていかないでって泣き崩れてて……俺も、置いていくなんて…絶対嫌だと……思った………
誕生日の…約束も……果たせない……
嫌だと思った………
……………気付いたら俺、ディズニーランドまで行ってた……
約束果たせない…のにな……』
涙を拭いながら兄は話を続けた。
『そこで、今までの事思い出してた……
みんなに支えられて、幸せな人生送れたって思った………
けど、俺何も返せばないまま死んじゃったんだなって悔やんだ……
けど、死んでも愛華を見守る事は出来るんじゃないかって思って、家に帰ったら何もなくなってた……
愛華もいなくなってて……
愛華の居場所が分かんなくて、部屋で考えてた。
いつのまにか何日か経ってた……』
私は、混乱していた……
『驚くよな……
死んだと思ってた兄が生きてるんだもんな。
ごめんな。』
兄が申し訳なさそうに話す。
『意識が遠退いてって気付いたらなんか、病院の霊安室みたいなとこ俺が寝てて、周りに憲太郎(愛喜の親友)とか駿介(愛喜の親友)とかいていてみんな泣いてんの…
あ、俺死んじゃったんだ……って思った。
みんな出て行ったから俺も廊下に出たら、愛華と和喜がいて愛華が……部屋に入るの躊躇ってた……
和喜の言葉に納得したのか部屋入っていったから俺も後を追って入った……
……愛華が置いていかないでって泣き崩れてて……俺も、置いていくなんて…絶対嫌だと……思った………
誕生日の…約束も……果たせない……
嫌だと思った………
……………気付いたら俺、ディズニーランドまで行ってた……
約束果たせない…のにな……』
涙を拭いながら兄は話を続けた。
『そこで、今までの事思い出してた……
みんなに支えられて、幸せな人生送れたって思った………
けど、俺何も返せばないまま死んじゃったんだなって悔やんだ……
けど、死んでも愛華を見守る事は出来るんじゃないかって思って、家に帰ったら何もなくなってた……
愛華もいなくなってて……
愛華の居場所が分かんなくて、部屋で考えてた。
いつのまにか何日か経ってた……』
