「ははっもうすぐ高校せいじゃんおれらっ!」

こいつは中学生のくせにスロット、麻雀ばっかやってる信(のぶ)
俺に悪い事いっぱい教えたやつで親友。

「可愛い子いっぱいいるかな?」

「おねぇ様だらけじゃい!」

秋(あき)もまた俺の親友で俺ら三人はいっつもつるんでた。

「フゥー」
いっつもどこでも煙草吸ってる俺ら。
カッコつけて吸い始めたのが間違いだった。
いつも後悔する。

でも毎日がほんとに楽しくてしかたなかった。

「けど俺ら高校ちっげぇじゃん!」

「うんっそれがアカンっ!」

俺は勉強がわりとできたほうだから普通よりちょっと頭のいい学校にいく。

こいつら二人とは違う高校だ。

この時こいつらと同じ学校にいけばあんな苦しい思いしなくてすんだのかな?

適当に女つくってこいつらとつるんで楽しかったのかな?

でも俺はほんとに幸せだったよ。


君の笑顔にたくさんの大切なものをもらったから。