「昔、苺と雪合戦したよねー」 エイト、覚えてたんだ……。 「うん。よく覚えてないけど」 ああ……。 なんで嘘言っちゃうんだろ、あたし。 「そうなの?」 あ。エイトがっかりしてる。 「今、思い出した」 「ホント!?」 勢いよくエイトは振り返り、おもわずあたしは落ちそうになる。 「嬉しいな~」 言いながら、エイトは左右に肩を揺らす。