ヒミツの関係☆上司は幼なじみ!?


もー、やだ。

あたしも顔が赤かったら嫌だから、顔をあげらんない。



動けない。

完全に硬直。



何秒くらい経っているのだろう?

何分?




エイトは動揺するあたしを見てくすっと笑いながら、「そういえば……」と言葉を続けた。



「苺、いい匂いするよね」

「はぁ? 何言ってんの!?」


エイトのあまりに直球の言葉に目が覚め、あたしは手を押し出し身体を突き放す。