ヒミツの関係☆上司は幼なじみ!?


キャバクラでは近くで話しているのに、会社だと何だか恥ずかしい。

何でだろう。



「神崎さん?」

「えっ!?」



エイトはあたしを囲むように背中に手をまわし、マウスを握るあたしの手にその手を重ねた。


指先から温度が伝わる。





「ここクリックして」

エイトの息があたしの耳に掛かって、ゆらり数本髪が揺れた。



なんかドキドキする。

エイトはこの距離の近さ、特に気にしてないみたい。

ちょっと悔しい。