その空気を壊すように、エイトはあたしの頬にべたりと生クリームをつけた。
「ちょっ! 何するっ!!!」
悪戯っ子のように、えへへと笑うエイト。
なんか分からないけど、すごく幸せだと思う。
し返しとばかりに、あたしはエイトの鼻の頭に生クリームをつける。
「ふはははっ! お返しー」
「苺っ!!!」
「あたしのクイズよく分かったね」
「大事な言葉だったから」
「え?」
「『またね』だよね」
「う、うん……」
「まりもの『ま』、たぬきの『た』、ねこの『ね』を組み合わせて作る言葉」
「よく、分かったね」
エイトがちゃんとクイズを解いていたことに少し驚く。



