辺りには人が集まり始めて、中から従業員たちも出てきた。 「なんだなんだ?」 社長は一刻も早くとばかりに、自分の正当性を主張し始める。 嫌な男だ。 先に手を出したのはそっちのくせに。 オーナーとタコ社長が何か話している。 「大変申し訳ありません。蝶子は、今日でクビにします」 「そうしてもらえるか」 「本当に申し訳ございません!!」 ああ……。 あたしはクビになった。 やっぱり。