「モモに……」 「ダメ」 「久々だからモモに……」 「ムリ」 「モモも僕に会いたいかなって」 「ナイ」 「苺じゃなくて、モモに会いたいだけで。下心とかは断じてない!!」 「へぇ」 「苺冷たい!!!!!」 「冷たくて結構ですよー」 あたしは、エイトがぎゃーぎゃー騒いでいる間に車を降りた。 「それじゃ、佐藤さんありがとうございました」 エイトはふくれっ面をしてる。