ヒミツの関係☆上司は幼なじみ!?


エイトの唇が離れたと思うと、首筋に生温かい感覚を感じた。




えええーーーー!!!



エイトの唇はあたしの首筋を下から上へなぞるように這う。

じわり、じわり。



「んん…んっ」

ちょっと大胆すぎるんですけど!

会社、なのに……。



「エイト……だめだよっ」

制止するあたしをお構いなしに、エイトはあたしの首筋に口づける。

頸動脈を伝うように。



エイトは舌舐めずりをしながら、あたしを見る。

それは獲物を見つけた肉食動物の視線のように鋭く。



目が合うと、その野性を隠すように、口元だけでエイトは笑った。