ヒミツの関係☆上司は幼なじみ!?


だが一つ、確認しておきたいことが。

「今度は、中身入ってますか?」



「入ってますよ」

エイトはおかしそうに言う。

この前空き缶だったから信用できない。



暗い廊下で、自販機の明かりだけが煌煌とともる。

そこだけ明るくて変な感じ。



エイトは暖かいコーヒーを買った。一本だけ。

そして缶を開けて、あたしに手渡す。



「どうぞ」

「ありがとうございます。佐藤さんは飲まないんですか?」

あたしは聞いた。


あれ?

エイトはいいのかな。