自由だー。 テンションあがっちゃうな。どうしたって。 どうせ終電には間に合わないし、コーヒーでも飲んでいこう。 あーお腹すいた。 そう思ったあたしは、小銭をポケットに入れ会社の自販機コーナーに向かった。 「エイトからやっと解放されたよ。この仕事で」 あたしの足取りも軽い。 ドアを開け廊下に出る。