あいつ、授業中なんじゃぁ・・・。 そう思いながらも、 やっぱり萌亜からの電話は嬉しくて 声が急に聞きたくなった。 だから・・・。 「もしもし」 俺がそう思っていたときには、もう・・・ 話してた。 「もしもし!來?」 ふっ・・・ いつもと変わりない萌亜の声を聞いて、なんか安心して笑えた。 けど、結構心配してるみたいだった。 風邪ひいたっていったら驚いてるし。 そんなに驚くか? 俺だって普通に風邪ひくし・・・。